宮川公認会計士事務所では、職員の皆様のキャリアアップ支援施を整備しています。今回は、当所に入所を検討している転職者の方々向けに、キャリア形成のための等級制度について、かいつまんで解説してみたいと思います。
当所の等級制度では、原則、アソシエイト職、コンサルタント職、マネージャー職、パートナー(ディレクター)職といったポジションを設定し、自己成長につながる機会提供を行っています。
上記の4職種の他、専門性を磨くためのエキスパート職も新設し、多彩なキャリプランに対応できるようにしております。
職員の方々の希望と意欲に基づき、各ポジションに応じた綿密なキャリアパスを設定しています。
各職種の内容とは
アソシエイト
アソシエイト職は、主に税理士事務所等の未経験者の方を対象としたポジションとなります。(例えば、経理実務の経験を積んできた方で、初めて当所で会計税務実務を経験する方です。)
税務の基礎知識や業務経験を通じて、専門家としての最初の一歩を踏み出す後押しになる職種となります。
初年度の研修プログラム等を通じて、税務の基本的なスキルや法規制に関する知識を身に付けることができます。
さらに、経験豊富な上司や先輩からのメンタリングや定期的なフィードバックを通じて、スキルアップや自己成長の機会を提供します。
また、外部のセミナーや会計ソフトの研修にも参加できる機会を提供し、幅広い知識を習得できる環境を整えています。
コンサルタント
コンサルタント職は、税理士事務所等の経験者、税理士試験科目合格者の方を対象とした職種となります。クライアントとのコミュニケーション能力やプロジェクトマネジメントスキルの重要性が高まります。これに対応するため、会計・税務知識のみならず、コミュニケーション能力やマネジメント能力を強化することも必要となります。
さらに、国内外の税制やビジネス環境の変化に対応できるよう、専門知識の継続的な学習機会を提供します。税理士をはじめ、上司や周りの同僚と協力しながら、実務経験を積みながらスキルを高めることができる環境を整えています。
マネージャー
マネージャー職としてのキャリア形成においては、クライアントとのパートナーシップを築くためのリーダーシップスキルを育成していくことも主眼においています。
マネジメントトレーニングプログラムを通じて、チームの指導やビジネス戦略の立案など、マネジャーとしての役割を遂行するためのスキルを磨くことができます。
また、国内外の税務や経営に関するトピックについての専門性を高めるためのセミナーや研究会に参加する機会も提供します。
パートナー(ディレクター)
パートナー職(ディレクター)は、事務所の経営管理に対する責任を持つリーダーとしての役割を果たすため、より高い視点からのキャリア形成が必要となります。
事業戦略の立案やクライアントの戦略的なサポートを行うためのトレーニングやコーチングプログラムを提供します。
さらに、税理士以外の士業の専門家、他のビジネスパートナーとのネットワーキング形成に資する機会を提供し、リーダーシップのスキルを高めることができる環境を整えています。
エキスパート
専門性を磨くエキスパート職では、会計・税務・経営等の特定分野における専門性を追求する機会を提供します。
最新の税務や法規制に関する知識を継続的に学ぶためのセミナーや研究会、国内外の学会への参加支援などを行います。
また、エキスパート職は、税理士業界内での知名度や専門性を高めるための書籍執筆や講演会への登壇の機会も提供されます。
個々のキャリアパス形成に貢献
宮川公認会計士・税理士事務所では、これらのキャリアアップ支援施策を通じて、専門家としての持続的な成長、専門性の向上、人間力の向上(ヒューマンスキル)をサポートしています。
個々のメンバーの目標と抱負に合わせたキャリアパスの設計や継続的な教育プログラムを提供することで、より一層の成果を上げることができる環境を提供しています。